2018年の意思表明、私の課題

突然ですが、ブログを始めます。私が何者かを、ここで自己紹介し始めるとそれで第一回は終わってしまうのでしません。そのうちわかってもらえばいいと思っています。もしくは、別にそんなものはわかってもらわないでもいいのかもしれないとも思っています。なので、早速、今日の本題に入っていきます。

基礎が大切

基礎が大切

最近、やっと、今の会社での仕事に手応えを感じつつあります。上との会話、メンバーとの協力が噛み合い、良い成果が出せていることに実感が湧き始めています。転職すると、まずは成果を求められるし、自分自身でも成果を出したい。必然的に短期的な視点で物事に取り組み、成果を出そうとする傾向が強くなってしまいます。しかし、短期的な取り組みでは達成できないこともあるのも事実です。中長期的な視点で考えていかないといけない課題が今、あります。短期的な成果が出せなかったとしても、それで私やメンバーの評価が簡単に下がることはないだけの実績は積んできたという手応えを感じつつあります。なので、今年はじっくり腰を据えて中長期課題に取り組みたいという思いに至った次第です。

実際には昨年の後半から着手はしている課題があります。それを短期的にまとめようとした時期もありました。ただ、それでは付け焼き刃的な形になり、見た目の成果は作れても長期的な意味のない成果になりそうな印象を持ち始めています。そこで、腹を括りました。短期的な成果は薄れます。当然、評価でも遅れをとることになるでしょう。それでもいいのでやり抜きたい課題だと思っています。それだけの価値のある活動になると信じています。

例えれば、家を建て、2階を増築したが、今度、3階を増築する必要に迫られているのが現状です。2階の増築は比較的容易にできたのかもしれないが、3階も同じ要領でできるかといえば、違います。それでも、限定的な条件であれば3階を増築できる可能性はあります。ただ、「限定的」を解除するには基礎の補強が必要です。今後、4階、5階と増築するかもしれない上に、今のところ、建て替えという選択肢はありません。私の現状分析と未来への見立てでは、基礎補強が必要という考えに固まった次第です。

今、読んでいる本にこのような一節があリました。

新しい製品をつくれ、あるいは新しいビジネスを始めろ、あるいはこの商品をこの地域で売れ、と号令をかけられたからといって、すぐにそれができるわけではないわけです。それぞれ、どういう基礎的な基盤が必要なのか。例えば販売網をどのように作っていくのか。基礎、基本から、コツコツとそれを積み上げていかないといけない。

池上彰の「経済学」講義1 歴史編】より引用

国でも、企業でもわかりやすい成果をトップは求めます。それは、有権者や株主に対しての説明責任を持っているからです。それをクリアするにはわかりやすい成果があった方が全うしやすからです。しかし、それに従い短期的な成果だけを作り続けても大きな成功は得られない時もあります。周りを見渡すと、同列のメンバーに私より後に入社、昇格した人が増えてきています。その人たちは短期的な成果をうまく作ることを優先することになる可能性が高いです。同列ではベテランになりつつある私が、短期的な成果には少々目をつぶってでも、腰を据えて中長期で課題に取り組むことにしようと考えています。

そのための大きな課題は、それを私が私のマネージャや経営陣に理解して、納得してもらえるように今の抱えている課題を説明することだとです。上の指示を無視して進んでは、後にどんな成果をあげようと評価に値しないことは理解しています。そもそも、上への報告を怠っていては会社組織が成り立ちません。特に、私一人でやることではなく、メンバーを巻き込んでいます。彼らのためにも、私はきちんとマネージャと経営陣に納得してもらい進めないといけないという責任があります。これこそが、私のパーソナルな課題でしょう。